人と自然がともに悦ぶ
「循環Life」とは・・・
合同会社YOROOCBI Design Labsのミッションは「人と自然がともに豊かになる暮らしを探究し広める」ことです。循環Lifeはそれを実践するためのプロジェクトのひとつです。
リフォームの現場でゴミの山を目の前にすると気持ちが沈みました。ゴミを積み上げた光景は決して気持ちのいいものではありません。
そこに大きなトラックがやってきて、荷台いっぱいにゴミを積み、そのトラックが走り去るとその場所はすっきりと綺麗になりホッとしました。
でも、そのゴミはどこに行ったのでしょうか?産廃業者さんの努力で、分別されリサイクルされるものが多くなったようですが、どうする事もできなくて埋めるゴミも沢山あります。
ゴミは目の前からはなくなっても、どこかに移動しただけで無くなってはいないのです。
「自分の目の前だけ美しければいいの?」
「使っている材料はまた何十年後かにはゴミになるよね?」
自分がした事にモヤモヤする気持ちが残りました。
「昔の人たちは、自然を大切にしながら生きていた。」
「土地をより豊かにして子孫に残そうとしてきた。」
そんな話を聴いた時、私もそうありたいと思いました。
自然を大切にし、共存してきた昔の人の暮らしがあります。そして工夫を凝らしてきた便利な現代の暮らしもあります。どちらも日本人が誇れる素晴らしい暮らしです。私はそれらを組み合わせた暮らしが心地いいのはでないかと感じています。
人それぞれが心地いい暮らしを選択できればいいと思うのですが、現代は、便利に暮らす家、なるべく手間のかからない暮らしをするための家は沢山あっても、自然と共に暮らしたい人のための家、循環する材料だけを使った家はあまりありません。
YOROCOBI Design Labsでは自然と共に悦ぶ暮らしをしたい人たちのために、循環する家を提供できるようにしたいと考えています。
荒れてしまった土地を改善し、空き家の材料やその土地にある自然のもので循環する家をつくり、自然と人が悦ぶ暮らしをする人を増やすことが目標です。そうすることによって、美しい自然を未来の子どもたちに残せると考えているからです。
私もまだ探究を始めたばかりです。先輩方から学びながら、この景色が現実となるよう まずは千葉県富津市に【循環する家】をつくり、皆さまにも循環Lifeを体験していただきます。
家づくりの様子をやInstagramなどで発信しています。循環する家づくりのワークショップなどの情報はメルマガで配信しておりますのでご興味のある方はご登録ください。
2022年6月 空き家、牛舎にぎっしり詰まった残置物の分別から始まりました。
ボランティアの方々に助けてもらい、できる限りの分別を行いました。そして使えるものは使ってもらえる場所へ。牛舎にあった大量の藁、母屋の瓦、放置された植木鉢などは大地の再生に使うために捨てずに取ってあります。 牛舎は構造を残しました。これ利用して循環する家をつくります。


2023年4月から光風林さんの設計、セルフビルドのご指導を受け自分たちで【循環する家】をつくります。土に還るもの、廃材、再利用できるものを使い、暮らしで使うエネルギーも循環させることが出来るように、コンポストトイレ、太陽熱給湯、雨水利用、などのシステムも手作りします。(ワークショップを開催します)
循環する暮らしをしたい人たちのためのコミュニティをつくりました。
オンラインサロン【循環Life】 詳細、入会はこちらから

循環する家を最初の1年はほぼ親方と2人で作っていました。素人が家を作る事の大変さを痛いほど実感しました。
循環する家づくりをInstagramで発信するようになってから沢山の人たちに興味を持っていただけて
循環する家に訪れて一緒に作業をしてくださる人が出てきました。
仲間と一緒につくると、しんどい事も楽しいし、一人でやるより何倍も早く進みます。
昔の人たちは、村の中でお互いの家を作り合っていました。それを「結(ゆい)」と言いますが
循環する家をみんなが作れるようになるには「結」が必要だと感じたのです。
私も出来ない事や知らない事もたくさんありますが、みんなで学び合って、協力し合って、つくれる人を増やして、みんなの家をお互い作り合う仲間をこのオンラインサロンで作ろうとしています。
ご希望の方に循環する暮らしをご提供いたします。
- 循環する暮らしのご相談、サポート
- 循環する家の提供
